政治の道を志すようになったのは、アナウンサーという経験があったからです。これまでいくつものニュース現場で政治、経済、事件事故、スポーツ、文化芸術など取材させていただき、長崎の人々の暮らしにも触れ、長崎のことが大好きになりました。その一方で、様々な社会の課題も見えてきました。そんな課題を放送で伝えてきましたが、放送はあくまでも課題を視聴者のみなさんに提示し、考えてもらうことが使命。放送はそれでいいのかもしれませんが、その先へ進みたい!暮らしの課題を問題提起で終わらせるだけではなく、問題解決にまで至りたい。そのためには政治家になるしかない!そう思うようになりました。私は長崎出身ではありませんが、長崎への思いは人一倍あります。そんな長崎のまちで、長崎で暮らす人々のために働きたいと思います。
そもそも政治は何のためにするのか?一人ひとりの暮らしが昨日よりも豊かになり、将来は誰もが住みやすい地域にするためのビジョンを示し、実行することにあると思います。人口減少社会の今、長崎の課題は多岐にわたります。その課題を「来たい 住みたい 戻りたい」の3本柱に据えました。長崎は魅力的な文化、深い歴史、ならではの風土が街の至る所に根付いています。観光地としての知名度も高く、ポテンシャルも高い魅力の宝庫です。でも、せっかくの長崎の宝を生かし切れていない部分も多い。ちょっと「もったいないよ!長崎」なのです。100年に1度の大改革の中、長崎で暮らす私たちのマインドも前向きになる空気感を秘めた今こそ、もったいない課題を一つ一つ解決していきたいと思います。